第317話二人の男の決闘

「エミリー、まさか俺の贈り物を見下して、受け取らないなんて言わないよな?」

アクセルが品物を差し出した。

高価なネックレスだった。

だが、エミリーは有頂天にはならなかった。たとえその瞬間、カリスタがそのネックレスに嫉妬で気が狂いそうになっていたとしても、エミリーは軽率に受け取ろうとはしなかった。

エミリーがすぐに動かないのを見て、アクセルは眉を上げ、またも温かな笑みを浮かべ、からかうように言った。

エミリーには、アクセルに対して生理的な拒否感があった。

なんとなく断りたい。

だが、オットーが口を挟んだ。「エミリー、アクセルが気を利かせてくれているんだ。受け取っておきなさい。あとで...

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